直帰率
直帰率とは、アナリティクスにおいて使われる用語です。
サイトに訪問した人が最初にたどりついたページをランディングページといいます。そこからサイト内の他のページに移動することなく、サイトから離れてしまうことです。
直帰率の目安はどれくらいか
多くのサイトはページが複数枚あり、申し込みページなどにたどりつかせることを最終目標としています。つまり、直帰率が高いと、目標としているページまで誘導できていないということになるので、そのページを見直す必要がでてきます。
一般的な直帰率の目安は40%前後であれば良いとされています。しかし、一枚もののページなどに関してはそのまま申し込みに移る場合もあるので、一概に直帰率が低ければ良いというものでもありません。
直帰率とは、サイトの性質によって変わってるもので、高ければ悪く、低ければ良いというだけのものではありません。しかし、直帰率40%を目指してサイト改善を行うのは目安として良いかもしれません。
直帰率が高いなら、改善施策を
一般的に、直帰率が高いのは良くないとされています。
なぜなら、そのサイトに滞在している時間が長ければ長いほど、申し込みにつながる(商品・サービスを購入してもらえる)可能性が高くなるからです。
これは実店舗の場合も同じで、お客様にそのお店に長く滞在してもらえればもらえるほど、物を購入する確率が高いことが統計で証明されています。
また、サイトは申し込みページやお問合せページにたどりつかせることを最終目標としているので、たった1ページだけで帰られてしまったということは、誘導がうまくいっていない証拠と言えます。目標としているページに誘導できていないため、直帰率の高いページを改善しなくてはいけません。直帰率が高い場合は、ページの内容やページ内の導線を見直してみましょう。
直帰率の適正値は?
適正な直帰率の目安は40%前後とされています。
ただ、例外もあります。一枚もののページなどに関してはそのまま申し込みに移る場合もあり、また、ネット広告からニーズの低い人を無作為にサイトへつれてくるため、直帰率は高くなりがちです。
これはページの性質上、どうしても仕方がないことなので、直帰率が高いからと言って、改善施策を打つ必要はないと言えます。このように直帰率の適正値は、サイトの性質によって変わってくるので、一概に直帰率が低ければ良いというものでもありません。
ただ、一般的なサイトであれば、直帰率40%を目標として定めて問題ないでしょう。直帰率40%を目指して、サイト改善施策を行ってみてください。