グローバルナビ
グローバルナビゲーションは、Webサイト内の各ページに共通で設置される、メニューのことです。
グローバルナビの役割とは?
グローバルナビからはリンクを張り、サイト内の各主要コンテンツへ誘導します。
初めてサイトへアクセスしてきたユーザーは、グローバルナビを見て、そのサイトに何が置かれているのかを把握します。つまり、グローバルナビは、アクセスしたきてユーザーに、サイトの概要を伝える役割を果たしています。書籍で言えば、「目次」のような位置づけです。
グローバルナビを設置する意味
グローバルナビを設置する意味は、大きく分けて3つあると言えます。
1.ユーザービリティ
グローバルナビは、サイト内でユーザーを迷わせないための、ナビゲーションとしての役割を持っています。ユーザーはグローバルナビでサイトの全体像や、自分が今どのページにいるのかを把握しています。
グローバルナビは、各ページ共通で設置されているので、ユーザーはどのページにいても、グローバルナビにあるコンテンツへはすぐにアクセスできます。目的のコンテンツへ、ユーザーが迷わず辿りつけるよう、わかりやすいグローバルナビを設計しましょう。
2.サイト内の誘導強化
グローバルナビにあるコンテンツへは、ユーザーが移動しやすいため、「このコンテンツは絶対に見てもらいたい」というものを配置するのがおすすめです。
3.SEO効果
グローバルナビは、SEOの効果も期待できます。
なぜなら、グローバルナビは、ユーザーだけでなく、検索エンジンのクローラにもサイトの構造を知らせる役割を持っているからです。
SEOの観点からも、分かりやすいグローバルナビの設置が重要です。
グローバルナビの適した数
グローバルナビの数は、多すぎてもユーザーを迷わせてしまうだけです。コンテンツの数が少なければまだ良いですが、10数ページ以上にわたるサイトの場合、全てのコンテンツへ、グローバルナビからリンクを張るのはあまり現実的ではありません。
ユーザビリティーの観点から、グローバルナビの数は、7±2くらいの数が適切と言われています。