リファラ(referral)
サイトに訪れるユーザーのうち、「別サイトやブログに載っていたリンクをクリックして、自分のサイトへアクセスした人」をリファラといいます。
リファラを図解してみると
とあるユーザー(Oさん)がお客様に出すお菓子を探すため、人気のお菓子を紹介しているサイト(A)に訪れたとします。
記事を読んでいると、気になるお菓子とそのお菓子を販売しているサイト(B)が紹介されていました。Oさんはより詳しく知りたいため、お菓子を販売しているサイト(B)へのリンクをクリックします。
一方お菓子を販売しているサイト(B)では、Oさんは「人気のお菓子を紹介している(A)という別サイトからきたユーザー」としてカウントされています。これがリファラです。
リファラできたユーザーを確認するには
他のサイトやブログから自分のサイトへどれくらいのユーザーが訪れているか、つまりリファラの数を知りたい場合は、Googleが提供しているGoogle Analyticsを使います。
アナリティクスで「referral」と表示されているものが、別のサイト・ブログからサイトを訪れたユーザー(リファラ)を表しています。
サイト全体でどれくらいの数を占めているかだけでなく、
- どのサイトやブログから訪れたか
- リンクが掲載されていたページはどこか
といった細かい部分まで知ることができます。
相手がどうして自分のサイトへリンクを貼ったのかを分析すると、自分のサイトの強みやサイトへ訪れるユーザーが求めていることは何か……といったことまで考えることができるので、ぜひ確認してみましょう。
ノーリファラーと表示されているものは?
ユーザーがどのようなサイトから来たかを調べていると、「(direct) / (none)」と表記さている場合があります。
これはノーリファラ―(no referral)と呼ばれ、「ユーザーがどのサイトから来たのか(参照元)は教えない」状態です。
ノーリファラ―が表示される原因はいくつかありますが、
- ブックマーク経由でサイトに来ている
- アドレスバーに、直接URLを入力してサイトを訪れている
- 閲覧履歴をクリックしてサイトを訪れている
といったことが考えられます。
ノーリファラ―が多い場合は、
- サイトへのリピーターが多い
- 名刺やチラシなどの効果が出ている
可能性があるので、サイトのコンテンツ追加や他のチラシとの連動などを考えるようにしましょう。
リンクを増やすために必要なことは
他のサイトやブログで取り上げてもらうのは、簡単なことではありません。
サイトのコンテンツがわかりやすい、ここでしか見たことがない・・・といった、「他の人にもぜひ紹介したい」と思ってもらえるようなものになっている必要があります。
他のサイトやブログで取り上げてもらうために、 以下の3つの点に気を付け、サイトを運営していきましょう。
- 狙っているターゲットは明確か。そのターゲットに向けた記事はあるか
- コンテンツが充実しているか。薄っぺらいものになっていないか
- 文章だけになっていないか。難しい部分は画像などを使っているか