セッション
セッションとはアナリティクスで使われる用語です。
ユーザーがサイトを見始め、ブラウザを閉じたり他のサイトへ移動するまでの、一連の流れのことです。
ユーザーとセッションの違い
ユーザーとはサイトに訪れた人数のことです。ユーザーがサイトを訪れてから、そのサイトを離れるまでを「1」とカウントします。
ユーザーがある期間内にサイトに訪れ初めてのセッションが発生すると、セッション数とユーザー数はともに 1 回ずつカウントされます。
その後、同じ期間内に同一ユーザーがサイトへ訪れた場合、セッション数は加算されますが、ユーザー数は加算されません。そのため、基本的にはセッション数の方が数が多くなります。
「セッション」はそのサイトに積極的に関わった数で、何回サイトへ訪れても基本的にカウントされます。しかし、「ユーザー」は同じ人が1日に何度サイトへ訪れてもユーザー数は1になります。
セッションが切れる3つのケース
セッションは、最初にお伝えした通り、ユーザーが訪れたサイトから離れるまでを「1」とカウントしますが、例外もあります。同サイトにずっといたとしても、同一セッションではなくなることも。
では、セッションはどの時点で切れ、終わりと判断するのでしょうか?
セッションが切れ、新たなセッションとしてカウントされる3つのケースをご紹介します。
①何もせず30分が経過したとき
一度サイトを離れ、30分以内に戻って来た場合は、同じセッションとしてカウントされます。
しかし、30分以上何もせずサイト内に居た場合や、一度サイトを閉じ、30分以上経ってからもう一度サイトを訪れた場合は、新たなセッションとしてカウントされます。
※これをセッションの「タイムアウト」と言います。タイムアウト時間は、アナリティクスのプロパティのセッション設定から変更可能です。最小1 分~ 最大4 時間の間で変更できます。
②日付が変わったとき
日をまたいでサイト内にいる場合は日付が変わるとともに新しいセッションになり、セッションが加算されます。
③検索するキーワードが変わったとき
一度サイトを離れ、違うワードで検索したとします。そこでまた同じサイトへ辿りついた場合も新しいセッションとして加算されます。この場合は30分以内でも新たなセッションとして加算されます。