プレスリリース
報道機関に向けて、情報を流すこと。ニュースリリースとも言います。内容は、新商品・新サービスの告知、キャンペーンの告知、実績達成・アンケート結果・研究の発表など、多岐にわたります。
ニュースバリューのあるプレスリリースを作成すれば、報道機関(TV、新聞など)に取り上げてもらえます。無料で集客できるチャンスなので、積極的に取り入れていくと良いでしょう。
流す方法としては、FAX、メール、プレスリリーススタンド(ネット経由)があります。プレスリリーススタンドには、有料と無料のものがあるので、必要に応じて使い分けてください。
プレスリリースの構成
忙しい記者の人の興味を一瞬で引けるかどうかが勝負になります。
記事の構成は、「キャッチコピー(タイトル)」「概要」「本文(詳細な内容)」が一般的。概要の部分では、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」「何をした」の5W1Hが明確になるよう、作成するのがポイントです。
プレスリリース作成のポイント
キャッチコピー
一番目に入りやすいキャッチコピー(タイトル)は、よく推敲しましょう。記事の内容に興味を持ってもらえるキャッチコピーにするのがポイントです。
概要
5W1Hを過不足なく、簡潔に伝えることがポイントとなります。おおよそ100~200字程度でまとめるようにしましょう。
本文
流したニュースの「背景」「理由」などを、世相と絡めて伝えるのがポイントです。
連絡先の表記
プレスリリースの内容に興味を持ってもらえれば、取材やインタビューの申し込みの可能性もあります。連絡先・プレスリリースの担当者名は必ず明記しましょう。
プレスリリースは伝え方が大事
プレスリリースは、何をどのように伝えるかが非常に重要です。
たとえば、ただ単に「サイトがオープンしました」と伝えるのではなく、時事や企画と絡めて伝えましょう。発表する新商品や新サイトのコンセプト自体にエッジが効いているのなら、それをうまく伝えるように考えましょう。
伝える内容は同じでも、伝え方によって、記者の反応も全く変わります。伝えたい事実を、どう料理して肉付けして流すのか、構成を練るのが大切です。
SEO目的のプレスリリースも
インターネット上のプレスリリースは、SEO目的のものもあります。その場合、記者に興味を持ってもらう内容を作成することよりも、「狙いたいキーワード」「誘導したいページのURL」を含めることを意識しましょう。